環境保育とは

子どもをとりまく「環境」って
なんだろう
子どもは日々の暮らしの中から様々なことを学んでいきます。
それはモノ(物的環境)だけでなく、家族や保育者との人的環境、地域の公園や店といった社会的環境など、0歳から出会うものすべてです。
日々の一つ一つの経験が乳幼児期の子どもの成長にはとても大切です。そのために私たちは、子どもの成長に合わせて環境を整える「環境保育」を取り入れています。
子どもは、見るもの、聞くもの、触れるもの、遊び、
すべての環境から経験と知識を得ます
私たちの環境保育


特定の大人と愛着関係が築けている証として、赤ちゃんに人見知りが出ます。その時期を経ると、自然に周りの人を受け入れるようになるので、お子様との愛着を深める大切な時間だと考えてください。当園では担当制保育で特定の大人と一対一で絆を深め、一人ひとりの体調や興味の変化に応じて、丁寧に関わっています。

安心できる大人との関係がつくる安定した心

友だちとの遊びを通じて発達する社会性

相手の気持ちを考える共感力が養われる

子どもは安心できる身近な場所で、見る、聞く、ふれる、嗅ぐ、味わうといった五感を通して、周囲のさまざまな環境に興味を持ちます。この、生活の中で気付いたり考えたりする過程がとても大切で、数や文字に関しても、日常生活の中で自然に興味を持てる環境を用意します。

五感を刺激する遊びや活動が充実

食事・睡眠・排泄等、生活リズムが安定

子どもが主体的に取り組める環境

子どもにとって、身の回りのあらゆるものが育ちにつながります。発達や興味に合わせたおもちゃを選び、遊びの中で感じたことを、絵や工作や言葉で表現することで感性や創造性が磨かれます。子どもの「表現したい」という意欲をくみとって、おもちゃや道具を整えて表現に至る過程を大切にしています。

絵や造形を通して自己表現

楽しく遊びながら創造力を発揮

イメージを自由に広げて遊ぶ

身近な大人からの温かく、受容的、継続的な声かけによって、自分も言葉で伝えようという気持ちが芽生えます。その時期には個人差がありますが、自分が発した言葉に大人や友達が応答し、コミュニケーションがとれるようになると、言葉を発することが楽しくなります。身近な大人からの絵本の読み聞かせによっても言葉に対する感覚が豊かになります。

物語や絵本から学ぶ豊かな言葉

気持ちを言葉で伝える自己表現

自然な会話を通じて語彙力が発達

心と体は密接な関連があります。毎日の日課は、子ども自身が次にやることの見通しをもって安心してすごせるため、情緒の安定につながります。そして思いっきり体を動かす遊びを楽しむことで健やかな体が育ちます。健康な心と活発な身体活動、そして栄養バランスのよい食事が、子どもたちの健やかな成長につながります。

日課が育む心の安定と自己肯定感

栄養バランスのとれた食事を楽しむ

安心できる環境で、心も身体もすこやかに
整った環境は子どもに
とってとても重要です
子どもの見ている世界はキラキラと輝いています。
すべてが新鮮で、初めて出会ういろんなモノやコトを素直に受け入れ、
その一つ一つに心を踊らせます。
子どもたちの小さな心の動きに気付き、それを優しく見守りながら深く育めるように、
さりげなく周りの環境を整えるのが環境保育です。
ワクワクするような環境を整えて、自主性や主体性を育むことが、
今を生きる子どもたちにはとても大切なのです。
